学校のトイレ「和式中心」6割

トイレ関連企業でつくる「学校のトイレ研究会」(東京)が今年1~2月、全国の公立小中学校の教職員270人に校内の大便器の比率を聞いたところ、「和式が多い」との回答が56%で最多となった。「洋式が多い」は24%で、2009年の同様の調査(6%)からは大きく増えた。TOTOによると、学校への洋式便器の出荷比率は現在94%と高いものの、同会が昨秋、全国の189自治体に課題を聞いた調査(複数回答)では49%が「改修予算がない」(49%)と回答しており、予算不足で更新が進まない実態があるようだ。

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