東京都中野区は6月21日、来春までに保育定員を約1000人拡大すると発表した。当初は約300人増やす計画だったが、保育需要が予想以上に伸びるとみて、約700人を上積みする。2017年4月1日時点で保育所に入れない待機児童をゼロにする方針だ。補正予算を計上し、定員80人の認可保育所を8施設、定員19人の認可小規模保育所5施設を追加で誘致する。保育定員をあわせて735人上積みする。当初予算では認可保育所5施設を誘致し、定員を計294人増やす予定だった。事業費は約7億円から約14億円に倍増する見通しだ。