奨学金の在り方を議論する文部科学省の検討会議は6月3日、給付型奨学金について入学前に対象者に周知するようにすることや、一定の学業成績を修めた学生に限るなど制度設計の考え方を公表した。当初は貸与としつつ、所定の条件を満たせば一部の返還を免除する方法などを検討しており、来年度予算の概算要求時に詳細な方向性を示す。現行の貸与型奨学金に関しては、本来無利子で借りられるはずの2万4千人が財源不足から有利子で利用しているとして早期の解消が必要だとした。
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