内閣府は4月9日、「社会意識に関する世論調査」の結果を発表した。現在の社会に全体として「満足している」と答えた人は2015年1月の前回調査より2.7ポイント高い62.0%で、同様の質問を始めた09年調査以来、最も高かった。「満足していない」は前回より3ポイント低い37.2%だった。
社会に満足している点を複数回答で聞くと「良質な生活環境が整っている」(42.7%)が最も多く、「心と身体の健康が保たれる」(27.0%)が続いた。「働き方を選択しやすい」は17.3%で前回より2.1ポイント上昇した。