政府は2月9日、今夏の世界文化遺産登録を目指していた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)の推薦を一時取り下げることを閣議了解した。ユネスコの諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が1月15日付で教会群に対する事前審査の「中間報告」を通知。「潜在的に顕著な普遍的価値がある」と評価しつつ、「評価基準を満たしていることの証明が不十分。禁教の歴史的文脈に焦点を当てて推薦内容を見直すべきだ」と指摘した。日本の推薦取り下げは2013年の「武家の古都・鎌倉」以来2度目。
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