日銀のマイナス金利政策による家計への影響が一段と広がってきた。富国生命保険は貯蓄性が高い「一時払い終身保険」の運用が厳しいため、2月末で販売を一部取りやめる方針を決定。ゆうちょ銀行は貯金金利の再引き下げを検討する。高島屋など大手百貨店は、利回りが高めの積立金サービスの充実で顧客囲い込みに動く。大手各社の「友の会」では月5000~5万円程度を積み立て、12カ月たてば1カ月分のボーナスが加算される。家計には預金金利の低下など逆風が吹く一方、ローン金利引き下げなどの恩恵も混在している。
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