がんの10年生存率、部位で差 国立がんセンター集計

国立がん研究センターなどの研究班は1月19日、がん患者の10年生存率を公表した。甲状腺がんや乳がんは80%を超えるが、膵臓がんは5%を切り、がんの発生部位によって大きな差があることがわかった。がん全体では約58%だった。全国がんセンター協議会(全がん協)に加盟するうち16施設で、1999年から2002年までに診断・治療を受けた3万5287例を追跡調査した。がん以外の原因による死亡の影響は補正した。全国規模で10年生存率を調べたのは初めて。

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