教員育成の指標義務化 中教審答申

文部科学省の中央教育審議会(中教審)は12月21日、教員が経験年数などに応じて身に付けるべき能力の目安となる「教員育成指標」の義務化などについて、馳浩文科相に答申した。答申は多くのベテラン教員が定年退職し、新人が大量に採用される現状を踏まえ、「教員の質や指導力を向上させるため、養成や採用、研修の一体的な改革を進めるべきだ」と指摘。各地の教育委員会と大学が連携して研修や養成を行う「教員育成協議会(仮称)」を新設し、「教員育成指標」を作成することを義務付けるよう求めた。

みんなが私塾界!