文部科学省の2014年度「子供の学習費調査」で12月24日、子供1人が幼稚園から高校までの15年間、すべて私立に通うと、保護者が支払う学習費の総額は1770万円に上り、すべて公立の場合の約3.4倍になることが分かった。公立の学習費は幼稚園63万円 小学校192万円 中学144万円 高校123万円。私立は幼稚園149万円 小学校922万円 中学402万円 高校297万円――となった。それぞれ各学年の平均額を足して試算した。両者の差は過去最大の1247万円。私立の授業料の引き上げなどが要因とみられる。