文部科学省の中央教育審議会の分科会は12月17日、いじめや不登校などの課題に教員だけでなく、外部人材が連携して対応する「チーム学校」を推進する答申案をまとめた。生徒指導や特別支援教育などの課題が複雑化し、教員だけでの解決が難しくなっていると指摘。臨床心理士のスクールカウンセラーや社会福祉士のスクールソーシャルワーカーを学校に必要な職員として法令上明確にし、増員を目指すとした。外部の競技経験者による「部活動指導員」の新設、ICTを使った授業などをサポートする支援員の拡充なども盛り込んだ。
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