勉強も課外活動、全力で取り組む子供たちをジャストシステムがバックアップ

「スマイルゼミ」などを展開する株式会社ジャストシステムは、勉強とスポーツ、あるいは芸術文化活動などの課外活動に励む小中学生を支援する取り組みの一環として、「全力キッズ応援制度」を新設する。

支援対象は、学校の学級や部活動、学校外のクラブチームといった団体。選出された団体には、卒業まで同社が提供している通信教育「スマイルゼミ」を卒業まで無償貸与する。
それに加えて、課外活動の目標を1年以内に達成すると、その内容に応じて活動資金を10万円から100万円、もしくは同等額相当の用具などを寄贈する。

この制度を設立した背景には、やり抜く力や自制心、チームワークが身につく課外活動も、子どもたちの自立心を育むための教育として非常に大切だと考えている同社の方針がある。

応募方法は、勉強と課外活動の両方について、団体単位で1年以内に達成したい目標と団体の経歴などを「全力キッズ応援サイト」から提出して応募する。そして、その目標内容や実績で選考され、今回は、最大10団体の選出を予定している。

スマイルゼミとトロフィーを持つ松下龍馬君

スマイルゼミとトロフィーを持つ松下龍馬君

発表会には、「全力キッズ」の松下龍馬君も登壇した。今年からスマイルゼミを使って勉強している松下君は、2015年8月全日本ジュニアテニス選手権14歳以下男子シングルス優勝や、同年4月の14歳以下国別対抗ワールドジュニア世界大会アジア/オセアニア予選日本代表に選出されるなど、ワールドワイドに活躍するテニスプレイヤーである。松下君は、「遠征で学校に行けないことも多くてなかなか勉強する時間が取れませんでしたが、スマイルゼミは自分のペースでできるので大変役立ちました」と語り、「ITF400番台(U18の世界ランキング)になることと、英語と数学のテストで100点を取ることです」と、1年以内に達成したい目標を掲げた。

第1回募集期間は、2015年11月19日(木)~2016年2月21日(日)まで。応募は、「全力キッズ応援サイト」(http://zenryoku-kids.jp/)から。今後は年2回、募集を行っていく予定。

みんなが私塾界!