介護休業給付、67%に引き上げ

厚生労働省は、介護休業給付について、現在は休業前の賃金の40%としている給付率を、育児休業中の給付と同じ67%に引き上げる方針を固めた。要介護認定者は2014年4月時点で586万人に上り、介護保険制度が始まった00年4月の3倍近い。総務省の12年の調査では、家族を介護しながら働いている人は約239万人で、特に50歳代が多い。しかし、介護休業を取得する人は3・2%(男性3・5%、女性2・9%)にとどまり、過去5年で40万人以上が介護や看護のために離職している。

みんなが私塾界!