司法予備試験、394人が合格

法務省は11月5日、法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる司法試験予備試験の今年の合格者が394人だったと発表した。予備試験は経済的な事情などで法科大学院に通えない人のための例外的な制度として導入。法曹界への「最短ルート」として受験する大学院生らも多く、今年は合格者の75%が法科大学院や大学(学部)に在学中の現役生だった。今年の全受験生は1万334人で、2011年に制度が始まって以来初めて減少した。合格者は男性354人、女性40人、平均年齢は27.36歳(今年末時点)。最年長は65歳だった。

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