世界保健機関(WHO)は10月19日、世界の道路安全に関する報告書で、2013年に交通事故で死亡した人が世界全体で125万人に上ったとの推計を公表した。国別で、死者数が最も多かったのは中国の26万1367人。2番目インドの20万7551人、3番目がブラジルの4万6935人だった。この新興3か国で世界全体の交通事故の割4以上を占め、急速な経済発展に交通安全対策が追いついていない実情が浮き彫りになった。インドネシア(3万8279人)、ナイジェリア(3万5641人)、米国(3万4064人)が死者3万人を超えた。