地方の国立大学に「地域」を冠した学部が次々と誕生する。高知大に新設された地域協働学部。佐賀大の新学部は、地元のブランドである「有田焼」をはじめとする陶磁器産業を支える教育研究の一翼を担う。宇都宮大の新学部は2040年に栃木県民の4割近くが65歳以上になるとの試算にもとづき、高齢化問題に力を入れる方針。鳥取大では地域学部が中心になって、学生が過疎集落で高齢者からかつての農作業や暮らしぶりを聞き取って冊子にまとめた。来春には宇都宮大、福井大、佐賀大、宮崎大で新設される。
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