高齢者の生活環境を調査している「ヘルプエイジ・インターナショナル」(本部ロンドン)は9月9日、高齢者が暮らしやすい国の2015年版ランキングを発表、日本は8位となり、アジアで唯一トップ10に入った。96カ国・地域の高齢者の収入や医療などに関するデータを分析。日本は医療に関する項目でトップとなったほか、社会保障や年金、累進課税などの制度が評価された。同団体は「日本は最も健康的な国の一つだ」と指摘。1位はスイスで、ノルウェー、スウェーデンが続いた。米国は9位。アジアではタイが34位、中国が52位、韓国が60位。