群馬大学大学院理工学府などの研究グループは9月8日、複数のカメラの映像を操作して、特定の人物や車の動きを追跡する「e自警ネットカメラ」を開発したと発表した。ネットカメラは、インターネットを通じて、街頭に設置した複数のカメラの記録映像を閲覧できるシステム。利用者はパソコンで時間と場所を指定して操作する。カメラを切り替えることで特定の人物を追跡することも可能だ。誘拐などの事件捜査や徘徊はいかい高齢者の捜索のほか、高度な防犯カメラとして企業や自治会での利用も想定している。
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