育鵬社教科書、シェア微増

来年度から中学校で使う社会科の教科書で育鵬社版が、全国で同社版を使う生徒の割合はこれまでの約4%から微増しそうだ。8月5日、大阪市教委の会合。委員6人のうち4人が育鵬社版を支持し、歴史と公民の教科書に決まった。横浜市も同日、4年前に続いて育鵬社版を採択。全国の人口上位2市が使うことになった。育鵬社版を選んだのは前回の11都府県23教委から14都府県31教委に増え、15教委が初採択。同社は、全国シェアは歴史・公民とも6%前後だろう、とほくそ笑む。

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