中央教育審議会(中教審)は6月12日、小中高校で教員以外の人材を充実させる「チーム学校」について「骨子案」を議論した。教員とは別に、部活の顧問や引率などができる「部活動支援員」(仮称)の配置を新たに検討することなどが盛り込まれた。部活動は教員の長時間勤務の主な原因の一つ。休日などに外部の指導員が教員に代わって引率しやすくするなどの狙いがある。骨子案はこのほか、子どもの心の相談に乗るスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーといった専門的な職種を法令に位置づけることも求めた。
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