三菱航空機が開発を進める国産初のジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の走行試験が6月8日、愛知県豊山町の県営名古屋空港で始まった。エンジンの推進力で地上を走るのは初めて。 MRJは昨年10月に飛行用の試験機が完成。地上での走行試験では、エンジンの加速やブレーキの性能、操縦性などを調べる。今年9~10月には初の試験飛行を予定している。この日、県営名古屋空港の誘導路では、MRJの機体がゆっくりと自走する姿が見られた。
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