大阪府教育委員会の陰山英男委員長(57)は3月13日、今月中に辞職すると表明した。陰山氏はパワハラ問題についての第三者委員会設置を主導するなど、中原氏に厳しい姿勢を取っていた。陰山氏はこの日、松井知事からいったんは教育課題の解決に取り組むよう求められたが、「教育長不在の中、非常勤の立場では実務的に手に負えない」と答え、教育委員と委員長を辞めると判断したという。陰山氏は2008年に教育委員に就任し、12年から委員長を務めた。「百ます計算」など反復学習を重視した指導法で知られる。
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