名城大バイオリマテリアル創製センター

名城大学のバイオリマテリアル創製センターは二酸化炭素(CO2)やメタンといった地球温暖化の原因物質を資源にする研究に取り組んでいる。研究室の一室に並ぶ鮮やかな緑色の液体のもとは「シアノバクテリア」と呼ぶ光合成をする細菌の仲間だ。遺伝子を操作し、光が当たるとCO2を吸収してエチレンを作るようにした。温暖化ガスを削減するのではなく、積極的に利用してやろうと発想を転換した。樹脂や繊維など様々な化学品の原料となるエチレンや燃料の製造を狙っている。

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