昨年11月、日本武道館などが主催し、全日本柔道連盟や柔道を専門とする全国の中学校教員らが、文部科学省が後援した柔道授業に関する研究事業で、経験の浅い教員や柔道を得意としない教員が安全かつ効果的な授業を進められるようポイントを明確にした指導内容と指導法を、初めてまとめた。6月に全国の保健体育教員を対象とした研修会で紹介される。ポイントは中学1年で教えるべき投げ技は、ひざ車、大腰、体落としの3種類。一方、大外刈りなど後ろに倒れる技は1年では「やる必要はない」としている。
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