保育士不足に対応 試験を年2回に倍増

厚生労働省は1月14日、保育士を増やすための計画を公表した。保育の受け皿の拡大で2017年度末には約6万9千人の保育士が不足すると推計。いま年1回の保育士試験を年2回実施するなどの対策を盛り込んだ。保育士試験の回数を年2回に増やして実施する都道府県に、問題作成費など実施費用の一部を補助する。また保育士を養成する大学などへの就職支援補助や、「潜在保育士」に仕事をあっせんする自治体への補助も盛り込んだ。ともに15年度から実施する予定で、事業費65億円が新年度予算案に盛り込まれた。

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