厚生労働省は12月5日、インフルエンザが流行期に入ったと発表した。国立感染症研究所が定点観測している全国約5千カ所の医療機関で11月30日までの1週間に報告された患者数が1施設当たり1.90人となり、流行開始の目安となる1.00人を超えた。流行入りの時期は例年より早く、平年並みだった昨シーズンよりも3週間早い。全国の保育所や幼稚園、小中高の休校や学級閉鎖などは、30日までの1週間で305施設に上った。流行のピークは1月下旬から2月ごろとみられ、厚労省は手洗いやマスクの着用を呼びかけている。
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