筑波大学付属病院(茨城県つくば市)の小児病棟「けやきの森」は、入り口の壁いっぱいに森と動物たちが描かれ、自動ドアには大きな木の絵。中に入ると、廊下の壁は雲を思わせる掲示板やリスや鳥のシルエットで飾られ、森の小道の雰囲気を醸し出す。芸術を取り入れた病棟を演出したのは芸術専門学群の教員や学生ら。2012年の新棟「けやき棟」建設を機に、病院の医師らと協力して実現した。芸術と医学、両方の研究分野を抱える筑波大ならではの試みとなる。
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