司法試験合格 239人減 合格率が最低

法務省は9月9日、2014年の司法試験に1810人が合格したと発表した。昨年より239人減り、06年以来8年ぶりに2千人を下回った。合格率は4.2ポイント減の22.6%で、現行試験が始まった06年以降で最低だった。予備試験経由の合格者は163人、合格率は66.8%で、どの法科大学院よりも高かった。政府は昨年7月、02年に閣議決定した「年間の合格者3千人」との目標の撤回を決めているが、200人を超える大幅な減少は受験生や法科大学院に波紋を広げるとみられる。今後、学生が予備試験に流れる傾向がさらに強まり、法科大学院の統廃合が加速しそうだ。

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