東京都市大学の都市基盤施設の再生工学研究センター(東京・世田谷)は、今ある道路や橋、トンネル、下水道などの都市インフラを安全に使い続けるため、診断や補修の技術開発に取り組む。同センターは7月、首都高速を運営・管理する首都高速道路会社(東京・千代田)などと共同研究を始めた。1964年の東京オリンピック開催に合わせて建設された首都高は亀裂の発生などの損傷や老朽化が目立ってきた。今後も100年間にわたって安全に使うため、必要な技術の開発を進める。
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