「ホテルオークラ東京」(東京・港)は、2015年8月をめどに老朽化が進んだ本館の営業を休止し、高さが200メートルと80メートルの2棟のビルを建設。19年春の営業再開を目指す。総事業費は約1000億円。新設する地上38階建ての高層棟はホテルとオフィスの複合施設にする計画。20階分をオフィスに割り当てる。ホテル専用の低層棟と合わせた客室数は約550となり、建て替え前より3割増える。今回建て替える本館は前回の東京五輪(1964年開催)の前の62年に開業した。客室数は408。客室数388の別館は従来通り営業を続ける。