「予備試験」が5月18日、東京など全国7都市の8会場で始まった。法務省によると、出願者は昨年より1367人多い1万2622人で、2011年の制度開始から3年連続で増加した。試験は短答式、論文式、口述の3段階で、今年は18日から10月にかけて実施される。合格発表は11月6日。合格者は法科大学院修了者と同様に翌年から司法試験を受験できる。昨年は9224人が受験し、351人が合格した。過去3回の合格率は平均で3.0%と、難関で知られた旧司法試験並みの狭き門だが、法科大学院を避ける“抜け道”として挑戦する人が増えている。