宮崎大産業動物防疫リサーチセンター

宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター(宮崎市)は2011年10月、国内での感染防止や防疫技術の研究、防疫人材の育成を目的に設立された。センター設立のきっかけは10年4月に宮崎県内で発生した口蹄疫。30万頭近い牛や豚が殺処分され、同県の畜産業は大きなダメージを受けた。感染症を防ぐことは県内への貢献だけでなく、日本の食糧供給にも重要な課題だ。鳥インフルエンザや豚流行性下痢(PED)などの家畜伝染病が国内で相次いで発生している中、国際的な拠点としても存在感を高めている。

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