閑谷学校、足利学校、湯島聖堂で人気の「論語」講座

閑谷学校は江戸前期の1670年、岡山藩主・池田光政が日本で初めて庶民向けに建てた儒学の学校だ。子ども、大人の両方を対象とした論語学習は1965年に開始。2012年度の受講生は1万5000人で、10年度より2000人増。栃木県足利市にある日本最古の学校「足利学校」では、同市が05年度から毎週日曜に素読体験を実施。12年度の参加者は1109人で、初年度のほぼ2倍に。江戸時代に第5代将軍・徳川綱吉が儒学の学問所として建立させた湯島聖堂(東京都文京区)で開かれている講座でも、受講する子どもの数がこの2年で4倍となる。

みんなが私塾界!