2014年度予算は20日夕の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計の歳出総額は過去最大の95兆8823億円。4月の消費増税後の景気底割れを防ぎ、経済再生を狙う施策に重点配分した。2月に成立した5兆円強の13年度補正予算と合わせると歳出規模は100兆円を超える。14年度予算案は高齢化などにより社会保障費が初めて30兆円を超えた。公共事業費と防衛費なども前年度を上回った。法人税収の伸びと消費増税などにより税収は50兆10億円と7年ぶりの50兆円台回復を見込む。新規国債の発行額は41兆2500億円。