大産大の補助金25%減 13年度分

日本私立学校振興・共済事業団は3月12日、付属高校生による「やらせ受験」が発覚した大阪産業大に対し、2013年度分の経常費補助金を、本来交付される金額より25%減額すると発表した。減額後の補助金は約6億8千万円。入学する意思のない付属高生が謝礼をもらって受験していたことなどが発覚。経営法人は「組織的な関与はなかった」との調査結果を昨年、文部科学省に報告したが、同省は責任を明確にすることなどを求め、補助金を保留していた。補助金は、大学の規模などに応じて事業団がつくる配分案をもとに交付される。

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