「4・4・4」 一部の私立校で導入進む

政府の教育再生実行会議で進む学制改革の議論。小中高校を「6・3・3」で区切る現在の制度を、子供の成長の早まりに応じた形に改めるのが狙いだ。小中高一貫校の玉川学園は06年度、児童生徒の教育課程を「小1~4」「小5~中2」「中3~高3」で分け、それぞれが異なる校舎で学ぶ「4・4・4」制を導入。学習指導要領の規定を超えない範囲で独自の指導内容を採用している。中学校教員が小学生を教えるほか、異学年交流も取り入れ、学力やコミュニケーション能力の向上に取り組んでいる。

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