総務省は10月29日、9月の完全失業率(季節調整値)が、前月比0.1ポイント低下の4.0%となり2カ月ぶりに改善したと発表した。男女ともに失業率は改善し、男性が0.2ポイント低下の4.3%、女性が0.2ポイント低下の3.5%となった。厚生労働省が発表した有効求人倍率(同)も前月と横ばいの0.95倍だった。9月の就業者数は6319万人で、前月比19万人増えた。15~64歳人口に占める就業率は72.1%となり、比較可能な1968年1月以降過去最高を更新した。女性だけ見ても63%で、過去最高を更新した。