メキシコ沖で2005年に捕獲され、標識を付けて放流されたアカウミガメが今年6月から7月にかけ鹿児島県・屋久島に産卵のため上陸していたことを7月29日、屋久島のNPO法人「屋久島うみがめ館」が発表。 男性ボランティアが今月3日、島北西部の永田浜の波打ち際で発見、米海洋大気局を示す「NOAA」の文字がある金属製の標識が付いていた。標識の番号から、05年9月にメキシコ西部の沖合で捕獲されたカメと判明。今年6月にも、同じカメが永田浜に上陸していた。メキシコから渡ったウミガメが日本に上陸したことが確認されたのは初めて。