ネット出願が増加する理由

 近畿大、東洋大、中京大が来春の2014年度入試で紙の願書を全廃し、インターネットで受けつける出願に一本化する他、紙とネットを併用する大学も60校ほどに上る。ネット出願は受験生と大学の双方にメリットがある。受験生は時間や場所を選ばず出願でき、出願前にコンピューターが自動チェックするため、「記入漏れ」も未然に防げる。このため受験生へ連絡していた作業がほぼ解消。受験料の割引なども可能になり、志願者増が見込める。環境対策や経費節減、事務作業の軽減に加え、受験生獲得の手段としても注目されている。

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